【和菓子巡り】文銭堂本舗

和菓子
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これまでの記事では和菓子講座について取り上げてきましたが、もちろん作るだけではなく和菓子を食べることも大好きです(^^)

今回は文銭堂本舗さんをご紹介します。
文銭堂本舗さんは東京新橋に本店を構える、創業1943年の和菓子屋さんです。

こちらのお店で有名なのが、看板にも書いてある「文銭最中」です。
このお菓子の銘は、寛永の時代(1624~1644年)に京都方廣寺の大仏様から文銭(=通貨)が造られ、人々がこの文銭を大仏様の化身として無病息災のお守りや財布の種銭として大切にした、という寛永の故事に由来しているそうです。
また、最中の名前は「最中の月」(=中秋の名月)に由来しています。その丸い形から、満月のように物事が一番盛んになっている状態を表すため、お祝い事にも用いられるようです。

この最中の特徴は中に詰まっている「皮むきあん」です。
皮むきあんとは、小豆を茹でた後に皮をとったこしあんのこと。
作るのに手間はかかりますが、余分な渋みがとれてクセのない仕上がりになるそうです。

実際食べてみると、とても食べやすい。最中の香ばしさが引き立つくらいのすっきりした風味のこしあんで、何個も食べたくなるような後を引く美味しさでした。
クセのないあんですが物足りなさは無く、別で炊き上げた鹿の子豆のあんを混ぜ合わせているためか、あるいはぎっしりとあんが詰まっているためか、小ぶりなサイズであるにも関わらず満足感があります。

他にもどら焼きや桜餅なども一緒に購入しました(訪れたのは春先で、投稿がだいぶ遅くなりました^^;)。
文銭最中は”栗あん”もあります。一緒に購入すれば良かった...
でもまた訪れる理由ができました! 食べるのが楽しみです!

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