和菓子 【和菓子よもやま話】水無月 本日6月30日は「夏越の祓(なごしのはらえ)」です。 「夏越の祓」は、一年の折返しにあたる6月30日に半年分の穢れを落とし、残りの半年の無病息災を祈願する季節行事です。現在でも京都の上賀茂神社や北野天満宮などの神社では茅の輪(ちのわ... 2022.06.30 和菓子
和菓子 【和菓子巡り】とらや~続~ 先日の企画展のレポートで少しだけお話に挙がった、とらや東京ミッドタウン店で購入した和菓子をご紹介します。 ~水無月~6月30日の「夏越の祓」に欠かせないお菓子です。三角形の外郎生地に蜜漬けした小豆を付けたもので、和菓子では少ない△の... 2022.06.29 和菓子
和菓子 【和菓子技術講座】6-1 練り羊羹 和菓子の代表格と言えば「羊羹」ですね。羊羹と聞いてよく話題に挙がるのが、なぜ『羊』なのかという疑問です。 元々羊羹は『羊』の『スープ(=羹)』のことを指していました。この料理は中国の紀元前の文献「史記」に既に登場していたそうです ... 2022.06.28 和菓子
和菓子 【和菓子巡り】とらや 昨日の「あじさい」の記事を書きながら、「今年の梅雨は空梅雨なのかなぁ」とぼんやりと考えていたのですが、本日梅雨明けの報告がされましたね。雨が続くのは嫌ですが、これだけ雨が少ないと水不足にならないか心配です さて本題です^^;先週末、... 2022.06.27 和菓子
和菓子 【和菓子技術講座】5-3 あじさい 講座の順番では本当はみぞれ羹よりも前だったのですが、少し時間がかかりそうだったので後回しにしていました。ただもうすぐ6月も終わってしまうということで、季節外れにならないうちに作らないとと思い作ってみました。 「あじさい」は、さいの目... 2022.06.26 和菓子
和菓子 【和菓子技術講座】5-2 みぞれ羹 今回は「みぞれ羹」を作ります。みぞれ羹は、錦玉羹に道明寺粉を散らしたものです。とても涼しげな見た目で、夏にぴったりの和菓子ですよね。私はこれまでみぞれ羹を食べたことはありましたが、名前すら知らず、また中に入っている白いものは何だろうと思い... 2022.06.25 和菓子
和菓子 【和菓子技術講座】5-1 錦玉羹 6月の講座のテーマは「寒天」です。4月は「餡」、5月は「米粉」と続きましたが、一気に夏らしいテーマになりました。 寒天を使って作られるお菓子が「流し菓子」です。分かりやすいのが「羊羹」ですね。今回は流し物の基本となる「錦玉羹」を作っ... 2022.06.24 和菓子
和菓子 【和菓子よもやま話】和菓子の日 1週間遅れになりましたが、6月16日は「和菓子の日」です。旧暦のこの日に菓子を食べて厄を払う嘉定(嘉祥;かじょう)という行事があったことにちなみます。 嘉定の起源は室町時代にまで遡ります。室町時代に武家が納涼のために楊弓(ようきゅう... 2022.06.23 和菓子
和菓子 【和菓子材料】米粉 関東風桜餅のレポートでは、もち米から作られる米粉について簡単にまとめました。 桜餅やみたらし団子の回で断片的にお話してきましたが、せっかくの機会なので、和菓子に使われる米粉についてここでまとめてみたいと思います。 米粉の原料は... 2022.06.22 和菓子
和菓子 【和菓子よもやま話】桜餅の歴史 まだまだ話足りず、桜餅のお話です。もうしばらくお付き合いください(^^;) 桜餅の始まりは、江戸時代享保二年(1717年)に江戸向島の長命寺の門番である「山本新六」が、土手の桜の葉を樽の中に塩漬けにして桜餅を考案し売り出したことと伝... 2022.06.21 和菓子